ドキドキの採卵周期
初診からすぐに採卵周期に入れるということだったので、
早速服薬から始まりました。
採卵周期!
夢クリは毎回手順は同じ。
来院受付→採血→採決の結果待ち兼内診待ち(採血の結果は大体40分くらいで出るみたい)→診察室で先生のお話→会計
という流れです。
すべて番号で呼び出し(モニターで対応)
もともと不順な上に45日とかざらに空く生理。
やはり私の卵胞はマイペースに育ち、採卵日がなかなか決まらず…
結局
D3 レトロゾール2錠クロミッド1錠で様子見。
*8時受付、11時半会計終了。
D10 卵胞育たず、クロミッド1錠で4日後来院指定。
←夢クリはD10で一度卵胞の大きさチェックします。
何日後になるかはD10の卵胞の大きさ、E2値の結果によって変わります。
早い人はここでE2値も上がり、この翌日に採卵になるとか。
*8時受付、10時ころ会計終了。
D14 卵胞の大きさ、E2値共にまだイマイチなので、クロミッド2錠に増やし、D18に来院指定。
*8時受付、9時半会計終了。
D18 ようやくE2が1000を超え、翌々日の採卵決定!
この日は看護師さんからのレクチャーがたくさん。
排卵を抑えるスプレキュアのやり方と時間の厳守。
こういわれると何かビビッてドキドキしちゃうよね~
あとは採卵後に飲む抗生物質を処方されて終了。
排卵を止めるためにボルタレンを処方してもらう人もいるみたい。
麻酔の有無もここで話があります。
私の場合この時点で卵20個近く見えてますから局部麻酔お勧めしますけど。。。と言われ、もちろん即答でYes.
*午後に初めて診察。3時受付、4時前には会計終了。
D20 採卵日 となります。
結構通ったな。。
前後になりますが、採卵前日について・・・
その日の採卵する人数と順番が確定する前日の16時ころに電話をして受付時間を確認!
排卵しそうな人から順に採卵します。ってことらしいです。
でも変わって10~30分くらい…そんな変わるかなぁ。と思ったり思わなかったり・・・
次回はいよいよ採卵当日です!!
ドキドキの新橋夢クリニック通院初日
約四カ月のお休み期間を経て、新橋夢クリニック(夢クリ)の門をたたきました。
いよいよ本格的な不妊治療が始まります。
気持ちも、体も、お財布の覚悟も全て決めてからのスタートです。
キリの良い1月から!
夢クリはありがたいことに初診の予約が不要です。
決まりは生理二日目に初診をすること。
11時までに受付を済ませてちょ。という話を説明会で聞いてはいたものの、早いほうがいいだろうと思い、2日目は祝日だったので、早起きして開院と同時に受付。
むひお君は仕事だったので一人で行きました。
血液検査、内診、その他説明を簡単に受けてざっと3時間半。
あちらこちら行ったり来たりでそんなにかかったような感じはしませんでした。
分かったこと。
・AMHは依然として高い
・男性ホルモンが高い
・Dダイマーが異常に高い(血栓症のリスクがあるとか)
これ以外には特に問題なし。
内診では「今の時点で右に15個、左に10個の卵胞見えています。採卵周期に入ります。薬出すので飲み切って次来てね。」
とのこと。
はや。
いくらスピーディーとはいえこんなに早く決まるもん?と思いながら本当に大きな一歩を踏み出したな。という実感が沸いてちょっとテンション上がった。
最初はレトロゾールとクロミッド1錠から。
本来はクロミッドは半錠みたいなのですが、たくさん卵胞見ているし、
AMHが高いので、1錠から始めるみたいです。
このことからも、高刺激でも大丈夫だったのかもしれませんね。。。(何とも言えませんが)
次は採卵周期、D3~採卵までの様子をご紹介します!
治療・・・お休み期間
2018年9月、3回目のAIHリセット後、
年内はお休み!と決めて自由に生きていました。
飲みたい人と一緒にお酒飲んで騒いで、海外旅行して。。。最後になるから、と決めつけてむひお君と10日間ほどオーストラリアにも遊びにも行きました。
心のどこかで「お休み中の奇跡」を期待していたのはここだけの秘密…
でも本当にこの期間を設けてよかったって思っています。
まわりの
「ストレスがなくなったらできるよ」
「治療お休みしたらできるよ」
などというガヤはスルーしましょう。。。
仕事はすごくストレスフルだったけど通院や、(お金をかけたんだから)無理やりタイミングを取らなきゃいけないというストレスから解放され、気分的にずいぶんと楽になったものです。
この時点で職場の上司と一緒に仕事をする後輩には体外受精を行うので
休むこともあると思う、ということを公言。
堂々と休んだり遅刻させてもらっていました。
不妊治療をしていることを隠しておきたいと思っている人も多いけど、私は
オープンにしていました。
子供ができにくい体も個性としてとらえていました。
そしておそらく「子供出来ないのかしら?」と憶測されるようなこともやだったから
だったら先に「治療していますから」と公言してしまうほうがスッキリできてよかったと思っています。
体外受精はじめの一歩。説明会参加。
ここで一度休憩。
AIH(人工授精)を6周期行ったのですが、2回目のリセットが来た時から体外受精を覚悟していて、4件かほど専門クリニックの説明会に足を運びました。
この4件について思ったこと、感じたことをご紹介します。
1)KLC(加藤レディースクリニック)
押しも押されぬ超有名クリニック。「最後の砦」といわれているとか。
説明会の人数もけた違いに多かった!先生による丁寧な説明を聞くことができて体外ってこんなんなのね。というのはざっくり理解できた。
最初にここの説明会に足を運びました。
KLC系列は低刺激推しなので、私は低刺激が良いと思いこんでいます。
最初に行く説明会って重要だと思います。
かなりの回数の説明会が行われているので一度話を聞いてみることをお勧めします。
すでに私はこの時35歳で成功報酬制度は除外だった点とものすごい人込みの新宿に通うこと自体がストレスになると思い、断念。
(実はKLCのほぼ向かいが新卒で働いた会社が入っているビルだった!!)
2)NAC(Natural ART Clinic日本橋)
こちらも超有名なクリニック。ショーキチ先生こと寺本理事長自ら熱意のこもった説明会が行われます。
ここでは(高)刺激がいかに悪であるか、ということを洗脳されました。
こうして私の低刺激推しは確立されました。
今思えば高いAMHなので高刺激でも行けたのでは。と
基本的な考えは一つでも良好な精子と卵子があれば妊娠は必ず成立する、という信念があり、この良好な細胞をいかに採取するかということに専念されているよう。それは胚盤胞からの妊娠率の高さからも言えることだと思いました。完全自然周期を謳う。
そして実は勤務先のお隣のビルなので、めっちゃ通いやすい!
印象…高い!
3)SYC(新橋夢クリニック)
こちらはもともとショーキチ先生がいらっしゃった病院で低刺激ではあるが、NACよりは一人一人の数字を見て投薬量を変えるよう。
値段体系はNACと全く一緒で、違いは自然周期か否か。
これは個々の考えや様々な理由があるとは思いますが、私にとっての決定的な大きな違いは自身のAMHの数値で決めました。
NACの時は「高いなぁ。」と思ったけど、SYCの説明会ではそんなこと気にならないほど、「ビビっ」と感じてここに通う。と心に決めた瞬間がありました。
主席卵胞以外からの採卵をするので、低刺激でも複数個の採卵が可能であること、胚盤胞到達の基準が厳しいため、胚盤胞移植の妊娠率が高いこと。こういった点が気に入りました。
当日参加者から募った質問カードに対して院長自ら回答してくれたのもとっても印象が良かったことを覚えています。
説明会の最後に培養士さん、会計かかりさんなどの島を設けて個別質問を対応してくれたのもよかったです!
4)RCT(リプロダクション東京)
心は夢クリに決めていたけど、今まで聞いてきたとこ全部永遠幸グループだし、低(無)刺激だし、高刺激も聞いてみるか。と初めて旦那を引き連れて参加。
高刺激の利点もよく理解できた!たくさん卵子を採卵することのメリットも理解したし、AMH10オーバーだと高刺激がいいのかも。と思いもしました。
しかしすっかり低刺激信者になってしまった私は、注射とか、採卵までかかる時間の長さなどを踏まえて考えても低刺激で行う決意を固めることができました。
そして何より急ぎたかったので、うまくいけば初診から移植までのスピードが速いことを重視しました。
むひお君(旦那)はここしか聞いていないから、「高刺激でたくさん卵取ってもらったほうがいいんじゃないの?」という気持ちだったみたいだけど、最終的には私がやりたいようにさせてくれました。(感謝!)
最終的に体外受精を行うクリニックとして、私が絶対条件として重視した点
- 年中無休であること(休んでも年末年始数日程度)
- 実績が確実にあること
- 料金体系が明瞭であること
- 明確な治療方針があること(オーダーメイドというのは信用していなかった オーダーメイド=治療方針が確立してない)
- 医師、培養室、ナースなどスタッフの方がプロフェッショナルであること
ということで新橋夢クリニックにお世話になることにしました。
4か月半のたけちゃんのねんね
今4か月半を迎えたたけちゃん。
基本的にはお昼寝も夜の睡眠もセルフねんねをしてくれています。
ちょっとぐずっても「眠くて」ぐずっているのでちょっと声をかけてあげて
手を握ってあげれば割とすぐに眠ってくれます。
わがままな母としては時々抱っこで眠ってもらうのも幸せなのだけどなと思いつつ
逆にもう抱っこでは興奮してしまってなかなか眠れない状態です。
ないものねだりなのですがそれはそれでちょっと寂しいこともありますが
メリットはたくさん!
- 家事や、自分の時間、夫婦でのんびりする時間をとることができるので、私たちのストレスがない→そのため起きている間は精一杯の愛情を注ぐことができる
- 世の旦那さんが苦手と言われている「寝かしつけ」がほぼないので気軽に旦那さんに預けて買い物・美容室などのお出かけができる
- 娘も眠い時に眠れるので起きているときはゴキゲン →そのため両親もゴキゲンに一緒に遊ぶことができる
といいことずくめ!!
とはいえたけちゃん生後1ヵ月くらいの時は毎晩寝かしつけに5時間かかったりと
母は夜が怖かった。。。
ではどのようにしてセルフねんねできるようになったのか、
また次回以降ご紹介しますね!
人工授精(AIH)にステップアップ
次は人工授精(AIH)にステップアップです。
今だから思うし、ARTに進んだ人はみんな言ってるけど、
人工授精って聞いた感じはとっても人工的な感じがするけど
精子をからだのなかに送り込んだ後は自然妊娠と同じ過程なので
何が起こっているかよくわからないなぁっていうのが正直な感想です。。
さて、
クロミッドタイミング5回目くらいでリセットが来た時に悟った。もはやタイミングばっちりとっているのにできないからAIHしてもダメでしょ。と。
そして
いろんな情報を読み漁り、わかったこと。
AIHで結果が出る人は累積すると大体4回目くらいまでに妊娠する人が9割。それ以降は下降線をたどる
ということ。そして最も印象的だったのは
Jr君の成績が良い場合タイミングがだめならAIHもダメな可能性がある。
実はフーナーテストをやってなかったので、抗精子?があるのならば1回目か2回目のAIHで授かれるはず。
※フーナーテスト・・・子宮頸管内・子宮腔内に精子がどれだけいるかを調べる検査で、精子をどれだけうまく子宮内で泳がせることができるかどうかの体質のチェックらしいです。
すぐに授かれないのであれば年齢も年齢だし(当時34歳)とっとと体外進みたいと思っていました。
そんなわけでAIH1回目のあとのリセット後はいろんなクリニックの説明会に足を運びました。
むひお君(旦那)は全然体外とかする気なくて。
でも反対でもなくて。非協力的というわけでもなく。
やりたいならやれば~?という人でした。
でもひとつ助かったことは二人でためていた(お互い独身時代にためていたお金のプールですが)お金から治療費を出しても文句を一切言わなかったこと。
目安は200万まで、ときめていたので、それまではあまり気にせず行こう。というスタンスであったことは本当にありがたかった。
ここで一度休憩。
次回は足を運んだ高度治療専門のクリニック4か所について思ったこと、感じたことをご紹介します。
初めての不妊検査
不妊専門病院の門をたたき、もろもろの検査を行うことに。
最初の検査結果
むひお(旦那)君初体験精液検査
むひお君Jr.の検査もしなくてはならず、お願いを。。。
そもそも通院自体も反対だったむひお君。こんな高いハードル超えられるかしら?と心配する私。
「Akitakeが家にいるとできないから出かけてくれ~」
といやいやながらしっかりとカップに入れてくれたー!!
※ゆっくり駅前のミスドでお茶でもって思ったらミスドに入る前に
「コトオエタ」とのLINEが…早くないですか?ww
タオルに包んで銀座まで運搬しました。
WHOが定めている、精子の運動率や直進率など様々な検査結果を足し上げて数値化したものがあって、自然妊娠可能な数値が80らしいです。
結果は250!
おお、むひお君やるじゃないか!!
ほっとした半面、私に問題があってそのせいで子供ができないのが本当に申し訳なかった。
ま、薬で排卵させてむひおJr.を送り込めば何回目かにできるっしょ。ってあまーーーい考えが。
250をたたき出した結果の紙は堂々と冷蔵庫の横に張り出されていますwwよっぽどうれしかったのでしょう。
後日談
Akitake
「正直原因が自分にあってなんかほっとしたっていうか。なんかよかったよ。正直」
むひお君
「いや、俺も自分に問題があればよかったって正直思ってた。でも違ったね…」
となんかお互いを思いやる夫婦でいられてよかったって思いました。
やっぱりこの優しい旦那さんとの子供を育てたい、と思ったのでありました(照)
もろもろのホルモン値検査結果
AMH値
AMHが高く11近くあり、やはり多嚢胞性卵巣症候群なのかもしれない。とのこと
しかしここでも断言はされず、診断されず。
あくまでも気味。
変わらないじゃないか、、でもまあ数字でしっかりと出されることで合点がいくことも。
その他のホルモン値も問題ないということでとりあえずクロミッド(排卵誘発剤)
使ってタイミングからやりましょう。ということに。
クロミッド併用タイミング6回…
2017年10月~2018年6月にかけクロミッドという排卵誘発剤の用いたタイミング法を6回ほど挑戦。
このクロミッドというのは不妊治療の登竜門的な薬で副作用も少なく、まず最初の一歩で使われることが多いみたい。
とはいえクロミッドの副作用はいくつかあって、
・内膜が薄くなる
・子宮内分泌物(オリモノ)が減少する。つまり濡れにくくなるため、精子の搬入が弱くなる
ということがあげられるみたいです。
しかし心配していたいわゆる副作用の
「内膜が薄くなる」はさほど問題はならず、連続しての挑戦ができた!
一応心がけていたサプリ
・葉酸
・マカ
・ザクロ(後々出てきますが、KLCの説明会でここに通うならザクロのサプリはやめてくださいと言われました)
私的にはマカが私の内膜をサポートしてくれてたのかなって思っています。
毎周期むひお君とのタイミングを取る取らないでもめて、泣いたこともあった、
高温期になるとちょっとした体温の変化に検索魔となり一喜一憂したり。
とにかく毎周期期待しては裏切られ、医者へ行き。出口の見えないトンネルをとぼとぼと歩いているみたいでつらかったです。
リセットした時の心境…
1回目
まあ1回目でできるなんてそんなに甘くないさ。まだ私も母になる覚悟ないし。次々!
2回目
排卵日狙ってちゃんとしているからそろそろできるはずよね?問題ほかにないっぽいし。
なんでだろ?ま、次またがんばろ。
卵管造影検査をはさむ。ゴールデンタイムだウェーイ!と喜んでる…(甘い)
3回目
あれーー?なんでなんで?もうお願いしてタイミング取るのやなんだけど~
4回目
なんで?どうしてできない?ゴールデンタイムなのに。このあたりからだんだん焦りが。。
AIH(人工授精)を早くやりたいと思うように。同時にもう一般不妊治療では授かれないと思いこんでART(Assisted Reproductive Technology≒高度不妊治療≒体外受精)
の説明会を検討。
5回目
はあ。でしょうね。もうどうせできないんでしょ。
6回目
もう体外しかない!
・・とだんだん投げやりになってくるわけです。
※本当は5回目のリセットの時に先生からAIHを勧められ、その予定で進めていたのですが、旅行と被ってしまい、1回タイミング法が増えました。
Akitake
「あのう、排卵する時体調悪くなるんです。卵巣と思われる場所が痛くなったり、腰に激痛走ったり…」
院長「ああ、それは排卵してるからでしょ。今は痛くないんでしょ。なら気にしなくていいよ。」
はぁ???初めてのことでこっちは心配で、決死の覚悟で、金払って聞いてんだYo!!!って思った。この先生ほんと苦手だわ。。。
もう、この時点で転院すればよかった…(2回目)(ああ後悔先に立たず…)
次はAIH(人工授精)
へのステップアップです。